【ゲームプレイ日記】SEKIRO【トロコン】 - ほたおたのガジェット日記

SEKIROプレイしました

少しプレイから時間が空いてしまいましたが、フロムソフトウェアのSEKIROをプレイしました。フロムゲーはELDEN RINGが初プレイでしたが、アクション性がかなり異なる作品なので楽しく走りきることができました。勢いでトロコンまでしましたので今さら感想とか書いてみます。ちなみにプレイしたのはSteam版です。GOTYも取ってるのでやってないゲーマーはいねえよなあ？

プレイ時間 : 50時間 (トロコンまで)

おすすめ度 : ゲーマーなら絶対やってほしい

舞台・背景

戦国時代末期の日本、葦名の国が舞台。プレイヤーは「狼」と呼ばれる忍者です。この狼くんは不死の力「竜胤」を持つ御子である「九郎」の家臣です。

「剣聖」葦名一心が興した葦名の国も時代の流れ、そして一心の病により存亡の危機が訪れます。一心の孫である葦名弦一郎は、このピンチに立ち向かうため、竜胤の力を手に入れようと九郎様を幽閉します。

九郎様を守りきれなかった狼くんですが、井戸底で生きる意味を見失いながら生きていました。そしてある日何者かに文を落とされ、主の所在を知らされます。絶対の契りである忍びの掟に従って、狼くんは主を救うべく立ち上がる、というストーリーです。

ゲーム性

ダークソウルシリーズで有名なフロム製なのでもちろん死にゲーです。一方で体力が尽きても1度だけ復活できる「回生」のシステムがあり、比較的取っつきやすく感じました。

アクション性としては楔丸という刀による攻撃が主体で、義手忍具という忍者の七つ道具みたいなものも使えます。手裏剣とか爆竹とかですね。これは強化要素になっていて強化を進めると派手派手に立ち回れるようになります。宇髄さんかな？

そして最大の特徴としては「弾き」でしょう。所謂パリィやジャストガードですね。相手の攻撃に合わせてタイミングよく弾きを入れていくのがこのゲームの真髄。最初は難しかったですけど慣れるとめちゃくちゃ気持ちいい。正に剣戟って感じです。このシステムが好評で最近はいくつかインスパイアされたゲームも出てますね。

感想

素晴らしい点

和テイストのビジュアル
狼くんカッコよすぎる
戦闘がとにかく楽しい
移動が快適、負けても再戦が苦にならない、探索も楽しい
ストーリーがエモい
高難易度モード(さらなる苦難、厄憑)もある

惜しい点

デスペナルティがある (MODでなくせる)
もっとたくさんボスが欲しい
一部のボスは消費アイテムがほぼ必須
一部のボスは弾きの効率が悪くてダクソ的な立ち回りが必要
トロコンには周回が必須
ウルトラワイドに非対応（MODあり)

このゲームをクリアして一番最初に思ったのは「SEKIROのシステムでマレニアと戦いたかった...」ってことですね。みんな大好きマレニアおばさんですが、SEKIROで出す予定だったと言われるくらい楽しい剣捌きをしてきます。音ゲーとか言われるSEKIROですが、それくらい弾きを決めるのが気持ちいいんですよね。こんなに戦闘が楽しい、もっと強い相手と戦いたい、と思わせるゲームはなかなかないです。そういう意味でマレニアの奥義である水鳥乱舞を弾ききったりしたらもう脳汁が溢れて絶頂すると思います。弦ちゃんの浮舟渡りという技も近しいものがありますが、なぜか人間が完璧に弾ききることができないとか言われています。この辺りは惜しいポイントですね。とはいえ弦ちゃんはトップクラスに戦闘が楽しいボスではあるのですが。ちなみに高難易度モード(さらなる苦難)にすれば弾きをミスるとダメージ受けるので緊張感の中で脳汁出したい人はそちらをどうぞ。

ストーリークリアには15時間ほどかかりました。トロコンまでして40~50時間ほどでした。ボリュームは少ないとか言われていますがやりごたえのあるゲームなのでコンパクトにまとまってて素晴らしいと思います。ただ上記のようにもっと強い相手と戦いたくなってしまうので、今からでもDLCなんとかできませんかねえ～。ストーリーはマルチエンドですが、どれも考えさせられる終わり方ですよね。個人的には竜の帰郷が好きです。ちなみに全てのエンディング回収ならびにトロコンには周回が必須です。ロックマンエグゼ4から賛否両論ありますが、SEKIROに関しては周回を重ねるとどんどん早くなっていくのでまあいいかなと。一周目で苦戦したボスを蹂躙するのは気持ちいいですし。慣れれば一周2時間かかりません。

大きな不満があるとすれば、フロムくん特有の、Steam版でも公式ではウルトラワイド非対応なことですね。何度も書いてますが私はウルトラワイド信者なので大きな減点。まあMODがあるのでいいんですけどね。ちょっと癖のあるツールなので公式に用意してくれてるとありがたいです。