Kickstarterで出資していた「Pimax Portal」がようやく届きました。スペックも然ることながら、質感やデザインもお気に入りの一台となりましたので、早速ファーストインプレッションを書き連ねて行きましょう。
※本ページはプロモーションを含みます
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スペック
項目 | スペック |
OS | Android 10 |
SoC | Qualcomm Snapdragon XR2 |
メモリー | 8GB DDR4 |
ストレージ | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 5.5インチ 1080p/2160p 144Hz LCD/QLED |
サイズ | 225mm x 89mm x 14.2 mm |
重さ | 367g |
バッテリー | 4000mAh |
ボタン | 32個 キーマッピング対応 |
ボタン数も多いし、重さもSwitchくらいで軽いです。そして何と言っても4K144Hz対応のディスプレイが唯一無二です。VRヘッドセットに差し込むことでVRゲーム端末としても楽しめるため、このディスプレイが効いてくると思われます。欲張りな貴方にはQLEDもあるぞ!SoCは少し世代が古いですが、ゲーム用途なら充分。Quest2とかと同じくらいらしいですね。
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Portal View
Pimax PortalはPortal ViewというVRヘッドセットに差し込むことでVRゲーム端末にもなります。ただこちらのPortal Viewは2023年6月時点では未完成とのことで別途発送される見込み。こちらも楽しみですね。
Portal Viewをより快適にご利用いただくために。 完全な新バージョンを作り直し、その後、検証や最適化の過程で、発売が遅れてしまったのです。
— PimaxVR Japan (@Pimax_Japan) June 9, 2023
開封の儀
白を基調としたオシャレな箱にオシャレな端末が入っています。
内容物はUSB-Cケーブルと画面クリーナー、簡単な説明書のみです。
前面と背面。オシャレ。画面には保護フィルムが一応ついています。背面はしっかり冷却用に穴が空いています。背面のカメラはVR用だとか。
インターフェースはシンプルで、上部にはMicro SDカードスロットと電源ボタン、(+QLEDモデルの人は入力用のmicro HDMIポート)があります。Micro SDカードスロットはSIMピンが必要なタイプなのがちょっと残念。下部は充電/データ転送/画面出力用のUSB-Cポートのみです。残念ながらイヤホンジャックはないです。
本製品のユニークな特徴でもある、磁石で取り外し可能なコントローラー。日本でも問題ないようにしっかり技適も取ってくれています。磁石はかなり強く、デバイスを片手持ちしても問題なく操作可能。取り外すときは捻るように外すと良いです。取り付けるときは指を挟むと痛いので注意(一敗)。
初回起動の儀
起動するとπのロゴが表示され、セットアップに入ります。日本語はないので気合で頑張りましょう。
タイムゾーンやWi-Fiを設定してアカウント作成を求められます。一応中国企業なのでイヤな人は注意。捨て垢でもよさそう。
ようやくホーム画面に移行して操作法とか教えてくれます。これで準備OK。
ゲーム導入の儀
「Pimax Store」アプリもしくは「Google Play」からアプリはインストールします。普通のAndroid機と同じなので割愛。もしくは自力でAPKファイルを拾ってきてインストールすることもできます。エミュレーターとかはこっちのほうが多いかもですね。
「Al Application」→「Files」から拾ったAPKファイルを選択するだけです。なんかごちゃごちゃ言われますが信頼できるアプリであれば「CONTINUE」でOK。
試しに原神をインストールしましたがアチアチになりました。耐久性は心配ですね...
プレイは超快適。キーマッピングもできるのでコントローラー操作が可能です。設定を上げすぎなければ60fpsキープできます。
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エミュ機として
- GC/Wii -Dolphin(エアライド x2 60fps)
- Switch -YUZU(ファイアーエムブレムエンゲージ 30fps)
- PS2 -AetherSX2
- PSP -PPSSPP(パタポン3 x4 60fps)
- その他 -Retroarch
あたりは動作快適でした。すげえパワフルっすよ。
予約開始しています
#PimaxVR #PimaxPortal
— PimaxVR Japan (@Pimax_Japan) July 4, 2023
世界初のVRハンドヘルド「Portal」の予約が開始され、 注文後2~3週間以内を届きます。 pic.twitter.com/C85LEPTJZi
公式サイトから予約開始しています。2~3週間で届くらしいので興味がある方はぜひ。
ただKickstarter価格からはだいぶ上がりましたね。おのれ円安め。
2023.09.09追記
Amazonからも販売されていました。公式サイトとどっちから買うほうがお得かと言われると微妙なところ。
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おわりに
デザイン良し、スペック良し。最強ハンドヘルドの称号を渡しても良いくらいです。個人的にはSwitch Liteサイズなのが最高。ただ惜しいのはAndroidであること。このデザインのままUMPCにしてくれねえかな~。最近はXbox cloud gaming専用機になっていますがこの使い方もめっちゃおすすめです。
お読みいただきありがとうございました。
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