6月に予約開始してましたXREAL Air(旧Nreal Air)の公式相棒デバイス「XREAL Beam」が7月に発売されました。このデバイスの登場でXREAL Airがどう変わるか、さっそく見ていきましょう。はっきり言ってXREALゲーマーはマストバイです。そうでなくとも寛容な心でアップデートを楽しめる人はぜひ買っちゃいましょう。
※本ページはプロモーションを含みます
- XREAL Beamってなんですか?
- Spatial Display(空間ディスプレイ)ってなんですか?
- それってなにが嬉しいの?
- いまさらだけどXREAL Airってなんだっけ?
- 開封の儀
- 接続方法あれこれ
- おわりに
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XREAL Beamってなんですか?
XREAL Airの公式相棒デバイスです。XREAL Beamを使うと対応していないスマホでもXREAL Airが使えるようになったり、Nintendo Switchにドックいらずで接続できるようになったりします。さらにXREAL公式のアピールポイントであるSpatial Display(空間ディスプレイ)にXREAL Airを対応させることができます。ちなみにXREAL公式は無線での接続をアピールしてますが、後述の通りここはあまり期待しないほうがいいです。
XREAL Beam/XREAL Airでビデオ・コンテンツを空間ディスプレイへ/スマートフォン/ゲーム機/PCへの有線接続可能
Spatial Display(空間ディスプレイ)ってなんですか?
いずれか空間に画面を固定するようなイメージです。XREAL Air単体ではサングラスの奥に画面が見えるだけなので、自分が動くと画面がついてきますよね。でもSpatial Displayに対応させると以下のいずれかの空間に画面を固定することができます。
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身体の目の前(Smooth Follow)
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視界の端っこ(Sideview)
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指定した場所(Body Anchor)
それってなにが嬉しいの?
今までは画面が目の前についてくることによる酔いを引き起こしたり作業のジャマになったりすることがありました。XREAL BeamのSpatial Displayを使えば、Sideviewで視界の端っこに動画を流しながら家事をしたり、Body Anchorで画面を空中に固定してゲームしたりすることができます。
画面を固定すると顔を動かして画面の一部を見ることもできるので、ゲームしてても目が疲れにくく、モニターでやるのと近い体験になると感じました。はっきり言ってXREALゲーマーはマストバイです(二回目)。
いまさらだけどXREAL Airってなんだっけ?
旧Nreal Airです。平たく言うとARグラスの一種で、サングラスをかけるだけで大画面が手に入る代物ですね。過去記事が詳しいのでぜひ読んでみてください。
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開封の儀
わりとシンプルなパッケージで着弾しました。
予約特典でUSB-Cケーブルも付属していました。その他は簡単なユーザーガイドと保証書のみ。
XREAL Beamの箱はかわいいですよね。ちなみに「XREALer様」ってところは手書きらしいですよ。かわいいですね(謎)。
正面と裏面はこんなかんじ。正面は操作インターフェースになっていて、方向キーと決定ボタン、戻るボタンに対応しています。背面は鬼シンプルですが、モバイルバッテリーとしての情報が記載されています。外見はまんま昔のiPodをリスペクトしているように見受けます。コロンとしてかわいいですが、少しずっしり重いです。
正面向かって上側は電源ボタンになっています。また下側にはUSB-C端子があります。メガネマークがあるほうにXREAL Airを繋ぎ、IN側に使いたい機器もしくは充電器を繋ぎます。
この時点でイヤな予感した人もいるでしょうが、XREAL Beamを充電しながら使う場合はXREAL Beam単体での使用もしくは使いたい機器を無線接続する必要があります。なんでなん...
正面向かって右側の赤いボタンは上で説明したSpatial Displayのモード切り替えに使うボタンです。長押しすることで正面をリセットすることもできます。左側の青いボタンは音量ボタンです。
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接続方法あれこれ
メガネ側の端子にXREAlAirを接続するだけでとりあえずは使用が可能です。初回起動時は初期設定が必要です。WiFi環境が必須っぽいかつバカでかい本体アップデートが始まるのでお時間に余裕のあるときに進めましょう。
無線接続
iPhone・Mac
AirPlayでデバイスを選択するだけ。AmazonプライムビデオやNetflixにはまだ対応していないようです。結構遅延があります。
Android・Windows
MiracastやSmart viewで接続できます。AmazonプライムビデオやNetflixにはまだ対応していないようです。結構遅延があります。
有線接続
iPhone
こういうアダプターとHDMIからUSB-Cに変換するケーブルやらアダプタが必要です。迷ったらHDMI機器の項目に書いたどちらかの商品を購入することをおすすめします。
Apple Lightning - Digital AVアダプタ
Android・UMPC(Steam Deckなど)
DP-Alt出力に対応している機器であれば直接接続できます。対応しているAndroid機種は以下から。
https://www.xreal.com/jp/experience/?air-casting
Nintendo Switch
ドック要らずでケーブル2本あれば接続可能。若干音の遅延を感じることがあるので音ゲーとかは厳しいかも。ちなみに後述するHDMI機器への接続を応用すればドックモードでの使用も可能です。こっちのほうがパフォーマンスがいいです。
HDMI機器(PC、PS5、XBOXなど)
こういうケーブルやアダプターを噛ませる必要があります。
XREAL HDMI to USB TypeC 変換アダプタ/XREAL Beam および XREAL Air AR グラスにて使用可能
おわりに
まだまだ魅力を伝えきれませんが、3DoFへの対応やSideviewの解禁が個人的には最高に嬉しいです。XREAL Airでゲームしたいけど酔っちゃう方や、コンテンツ消費しながら家事したい人などおすすめできる人は多いです。欠点としては使っていると本体がアツアツになること、ファンが爆音なこと、無線接続は現状使い物にならないことくらいでしょうか(多い)。用途を明確にして購入されると後悔しないかなと思います。今後は単体でのアプリインストールなども予定しているそうで、単体でYoutube見れるようになったら化けるな~と期待しています。わりと寛容な心でアップデートを楽しめる人はぜひ買っちゃいましょう。
お読みいただきありがとうございました。
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